畠山雄二 池上彰 「英語版で読む 日本人の知らない日本国憲法」
憲法には日本語版と英語版がある!?
この事実、多くの人は知らないのではないでしょうか?(自分は知らなかった)
憲法が出来上がるまでに,GHQ憲法草案(下書き)→日本国憲法(本書き)→日本国憲法の英語版(英訳) という過程を経ています。...うーん、ややこしい。
英訳は、GHQ側と日本側の担当者たちが確認し合いながら作ったそう。ここで、日本語と英語の言語の違いにより、日本国憲法は「曖昧な日本語版」「厳格な英語版」の2つが出来上がりました。日本語は主語がなくてもいいけど、英語は主語書かなくちゃダメなのが、違いが生まれた原因の1つですね。
憲法がわかる、わかるぞっ...!!
「憲法っていや,確か中学生の頃無理やり覚えさせられたな...。もうほとんど覚えてねーけどw」 ダメな理系大学生
そんな自分でも、憲法に書かれている内容がよく理解できました!英語版を読むことで、日本語版の曖昧で難解な部分がクリアになりました。「条文理解のポイント!」や「池上彰の視点」が理解の手助けに大いに役立ちました^^
英文法の勉強にもオススメ
「おわりに」で、英文解説を担当した畠山さんがこう書かれています。
日本国憲法の英語版を読みながら、私は18歳の頃を思い出しました。それくらい、日本国憲法の英語版は「受験英語チック」なのです。
自分も読んでみて、同じことを感じました。
「徹底解説」で、条文の英語に関する文法事項がまとめられています。一つの例として
『shall not は「強い禁止」を表す』
これなんか、受験でよくあるやつやんっ!!宮川大輔風
また、各条文ごとに単語の意味がまとめられているのも便利です!
憲法と英文法を同時に勉強できる。まさに一石二鳥ですね^^
それでは、また👋