夏川草介 「神様のカルテ」
こんにちは、Rukaです!
何年か前に、櫻井翔さん主演で映画化されて話題になった作品ですね。
映画は観たことがあったのですが、原作は読んだことが無かったので、読んでみました。
文章は一止の一人称で書かれており、一止は夏目漱石が好きなので、文調は夏目漱石の小説に近いものとなっています。
ゆえに難解な言葉が所々出てきますが、それも世界観を作る一つの要素なので楽しみながら読んでほしいです!
(作者のPNが『夏川草介』であることから、おそらく作者は夏目漱石が好きなんだろうな笑)
読んだ感想は、映画同様、いや映画以上に泣けました。涙腺崩壊、涙せきあえず。久しぶりに号泣しました(T_T)
特に泣けたシーンを紹介しますね。
主人公栗原一止が担当する患者の安曇さんが、亡くなってしまう。自分の処置は本当に適切だったのか悩む一止。そんな中、一止は安曇さんから自分に宛てた手紙を見つける。。。
もう、ここの手紙の内容が感動しました。
見開き1ページにも満たない手紙。それでも一止への感謝が丁寧に綴られていました。
自分は一止に感情移入し過ぎて、自分が手紙を貰った感覚で読んでいたので、凄く泣けました笑
皆さんにも同じ感動を受けてほしいと感じるような小説でした。切なくも、心温まる作品です。
ぜひ一読してみてください。
それでは、また👋